建築用語 はは〜はん
17.02.13
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・幅木(はばき)(0092)(0352)
 ・壁最下部の保護と壁・床の見切りに張る化粧用の横板。意匠上の納まりにより、壁より出っ張らす出幅木、壁とゾロにそろえる面幅木(つらはばき)、壁面より引っ込ませる入幅木の3タイプがある。幅木の材種には木材、塩化ビニル製、ボード加工品、金属製、など各種あり、石、タイル、左官による仕上げもなされる。
 ・壁が床に接する部分に取り付ける横板。汚れや傷を防止する目的と、施工上、納まりをよくする目的で使用される。壁面より出る出幅木[ではばき]、壁面より引っ込む入幅木[いりはばき]、壁面と同面の平幅木[ひらはばき]がある。

・幅広板(はばひろいた)(0358)
 縁甲板より幅の広い板のことで板の間や玄関などで用いられてきた。厚さは18mm以上が基準で、40mm程度のものまでつくられている。幅方向に材が動けるようにしておかないと板割れが起きるので、吸付き桟[すいつきざん]やかすがいを使って納めるとよい。

・破風板(はふいた)(0150)
 螻羽(けらば)に現れる合掌形の厚板のこと。棟木、母屋、桁の木口を保護し、かつ切り妻部分の形を整える。妻側の意匠の重要なポイントであり成をどれほどにするか、棟木や母屋鼻の見せ方など悩むところだが高い位置になるので、貧弱にならぬよう気を付けたい。また、耐久性から厚みにも考慮したい。破風板がそのままではごついので、下方に破風曲線に沿って溝彫りを行う。このような手法を眉欠き(まゆかき)と言う。また、破風板を取付けるときや、やや前方に傾けることを破風の転びと言う。破風板を立水に取付けると下方から見上げた場合、仰向けに見えるのでその視覚補正のために転びを付けるのである。

・パーマネントサポート(0290)
 スラブの支保工はそのままで大引・根太・せき板のみを解体できる特殊なパイプサポート。

・ばら板(−いた)(0291)
 仮設用として用いる厚さ12〜15mm、幅10cm程度の板。補助板[ほじょいた]ともいわれる。

・バラス
 バラストの略。砂利のこと。

・パラペット(0047)
 屋上やバルコニーなどの廻りに立ち上げられた壁。屋上防水の収まり部分としてポイントとなる。パラペット廻りの部位名称は以下の通り。
 ・アゴ:防水層の収まりのため壁面から突き出た部分。
 ・押え金物:防水層の端部を固定し,剥離やずれを防止するための金物。
 ・押えレンガ:立ち上がり部分の防水層を保護し,剥離を押えるために積まれたレンガ。
 ・笠木:パラペット天端からの漏水と補強のため取りつけられたもの、アルミの既製品がよく使われる。

・バランスライティング(0513)
 壁に平行なパネルに光源をかくし、壁面および壁面に近い天井面を明るくする照明。

・梁・床梁(はり・ゆかばり)
 軸組工法では二つ以上の支点で水平あるいは斜めに支えて荷重を受ける横木の総称。使用部位や形状によってさまざまな名称があり、大梁(おおばり)、小梁(こばり)、小屋梁(こやばり)などがある。マツ、ベイマツ、集成材が使われることが多く、寸法は105×210mm、105×240mm、105×300mm、105×360mm、板幅115、120mmと各種ある。
 枠組み壁工法では床梁は床根太を支える床材。208、210、212の材料を2〜3枚重ねてつくる。集成材を使用することも多い。

・ぱり(0279)
 せき板の継目の隙間から流れ出たセメントペーストが硬化し、堰板解体後、コンクリートの表面に突起物として残っているもの。打放しコンクリートの場合は取り除かなければならない。

・はり成
 梁の上端から下端までの高さ。
 一般にはり間(スパン)の1/8〜1/12程度が望ましい。

・張出し足場(はりだしあしば)(0416)
 隣接して既設建物があるなど、足場を建てることのできない場合に設置される足場。建物の躯体に張出し材をアンカーボルトなどで取り付け、その上に本足場を組み立てたものである。

・張付け工法(はりつけこうほう)(182)
 ボード状断熱材を接着剤・ボルト・釘などにより壁面などに取り付ける工法。木造における外張り断熱もこの一種。

・梁枠(はりわく)(0430)
 枠組足場の構面の一部のスパン層について、開口部を設け、さらに、その上層に枠組足場を組み立てる場合に使用される。

・バール(釘抜き)(くぎぬき)
 不要な釘抜きに使用する道具。

・ぱれる(0268)
 コンクリート打設中あるいは存置期間中に、型粋が側圧などを支えきれずに壊れてしまうこと。パンクするともいう。

・ハロゲンランプ(0503)
 電球内にハロゲン族元素や化合物を封入した白熱電球。点灯中ハロゲンサイクルによって、フィラメントから蒸発したタングステンがガラスに付着する(黒化)のを防ぐ作用がある。このため、効率を上げたり寿命をのばす (通常1500h、長いもので4000h程度) ことができる。最近はランプ表面に特殊なコーティング(ダイクロイックコーティング)をして熱をフィラメントに戻し、さらに効率アップを図ったランプもポピュラーになってきた。ランプは小型でシビアな配光制御に適しており、店舗照明では多くのスポットライトに使用されている。

・板金工(錺工)(ばんきんこう(かざりこう))(229)
金属屋根を加工、取り付ける職人。折板屋根、ステンレスシーム溶接屋根など多様な工法がある。各メーカー特有の工法の専門職人が施工する場合が多い。

・半自動アーク溶接(はんじどうアークようせつ)(0487)
 溶接棒(ワイヤ)の送給が自動で、溶接トーチの移動が手動の半自動溶接機を用いて行うアーク溶接

・番付(はんづけ)
 建方前に柱、梁、桁などの部材に付けられる符丁のこと。

・バンドルチューブ
 シャーラグを小さくするため一つのチューブの単位を小さくしこれを組み合わせることでチューブ効率を全体として高めることを狙ったシステム。

・ハンチ(0333)
 hunch
 梁・床スラブ端部の抵抗曲げモーメントや抵抗せん断力を増加させるために、その部分の断面をスパン中央の断面より大きくしたもの。せいを大としたものを垂直ハンチといい、梁幅を大きくしたとき水平ハンチという。また床スラブで端部厚を勾配を採らずに増加させたときドロップハンチと呼ぶ。

・はんます(0402)
 長手を二つに割ったサイズ(105×100×60mm)のレンガ。

・番割り(ばんわり)(0240)
 職長が作業の開始前に作業員の役割分担を行う段取りのこと。


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