建築用語目次
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・筏張り(いかだばり)
定尺フローリングの張り方の一つ。
・生き節(いきぶし)
生き枝の木質部に表れる組織の生きている節、節の繊維が周囲の材と連結しているので抜けにくい。板、造作材では欠点となる。
・異形レンガ(いけい−)
特殊寸法のレンガ、あるいは切断したレンガのこと。
・維持管理(いじかんり)
(maintenance and management)
広義には建物等の資産価値を保ち経営的に運用することをいい、狭義には修繕を含めた建物の清掃・保守点検・手入れ等のことをいう。免震構造の場合、免震建築が将来にわたり確実に免震機能を発揮し、建物の安全性を保持するために実施する点検等をいい、
(1)当初の設計思想、設計条件が守られていること、
(2)災害発生後も正常に機能を発揮できることなどを確認する。点検は目的に応じて、
1)竣工時検査、
2)定期点傾、
3)応急点検、
4)詳細点検等
に分類され、必要な時期に実施する。
・石工(いしく)
花崗岩、大理石などの内外装材を取り付ける職人。外装は建物の挙動に追従でき目地からの白華現象を避けるため乾式工法に変わってきた。石は高級な材料で、玄関廻りなど目につきやすい個所に多く使われ、かつ現場加工がしにくいため施工精度が求められる。特に階段廻りなどは、逃げが効かないため熟練工でなければ施工ができない。
・いすか切り(いすかぎり)
遣り方杭の頭の切り方。これは遣り方のための杭で、動かしてはいけない、という注意の標識である。
・板ガラス(いたがらす)
平らな板状のガラスのこと。建材として使われる板ガラスとして以下の9種類が代表的である。
・普通板ガラス
・フロートガラス
・型板ガラス
・網入りガラス
・合わせガラス
・強化ガラス
・熱戦吸収板ガラス
・熱線反射ガラス
・複層ガラス
・板図(いたず)
手板(ていた)ともいう。
木造の部材加工に先立ち、大工が材の番付をするために平面図や伏図の部材情報を合板などに描いたもの。
・一次形状係数(いちじけいじょうけいすう)(0518)
(first shape factor)
積層ゴムのゴム1層について受庄面積と自由面積の比で定義される。積層ゴムが円形断面の場合、一次形状係数Siはゴムの直径かとゴム1層の厚さtを用いて次式で表されるため、ゴム1層の偏平度を示す尺度となる。
Si= (受圧面積)/(自由面積)=(πD^2/4)/(πDt)=D/4t
一次形状係数は積層ゴムの圧縮剛性や曲げ剛性に大きく影響を及ぼし、一次形状係数が大きくなるに従い、これらの値も増大する。なお、我が国では二次形状係数と区別するため、「一次」を付けて呼ばれているが、海外では単に形状率(shape factor)と呼ばれている。
・一次締め(いちじじめ)(0335)
高カボルト接合において仮ボルトを抜き、すべての本締めボルトに均等に所定のトルク値を与え、摩擦面間が完全に密着するように締め付ける作業のこと。
・一級建築士(いっきゅうけんちくし)
first-class registered architect
・移動式足場(いどうしきあしば)
タワー状に組み立てた枠組構造の最上層に作業床を、脚柱の下端に脚輸を備えた足場。ローリングタワーとも呼ばれる。この足場は、枠組構造部、作業床、脚輪、昇降設備、手摺などで構成されており、足場の高さを容易に変えることができ、しかも、人力によって容易に移動できるため、天井や壁などの仕上げ工事などで使用されている。
移動式クレーン(いどうし−)
自走クレーンともいわれ、荷を動力を用いて吊り上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械装置。
原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるクレーンをいう。
・暇乞い(いとまごい)
@別れを告げること。告別
A休暇を願い出ること。
・田舎間(いなかま)
田舎間は、京間の1間=6尺5寸に対して1間を6尺にとったもの。関東間、江戸間ともいわれ、長さが5尺8寸であることから五八間畳[ごはちま]ともいう。
・稲子(いなご)
竿縁天井の継目を重ねて留めるために付けられる長方形の木製の留め具。形状がイナゴに似ていることからその名称で呼ばれる。
・犬走り
(berm)
(1)建物の周囲および軒下部分にコンクリートや砂利等で作る細長の土間
(2)堤防工事や盛り土の際、法尻と側溝の間に設ける狭幅な平坦部分をいう。免振構造の場合、地震時に上部構造と下部構造との間に大きな相対水平変位を生じるため、免震クリアランスを免震層や建物外周部に確保する必要がある。したがって、建物外周部と免震層にすき間が生じる場合があり、この場合、建物外周部からすき間を塞ぐための片持梁形式のスラブ(犬走り)を設けるのが一般的である。
・亥叉首(いのこさす)
左右から斜めに支え合う叉首棹(さすさお)の中に叉首束を立て構成した架構のこと。この架構がそのまま妻部分に現れ意匠ともなっている。古式のものでは叉首棹が人字形をしている。
・入母屋屋根(いりもややね)(0084)
寄棟屋根の上に切妻屋根を被せたような形の屋根。入母屋の原型は、妻部分に煙出しをあけた古代住居に見ることができる。これは必要から生まれた形と言えよう。後世の入母屋造りでは妻部分の意匠が重要視され木連れ格子などで飾られる。おおらかに照り起った中に破風がきりりと立ち上がった美しい姿をねじまげすに伝承したい。
・色温度(いろおんど)(0502)
単位:K (ケルビン)
黒体 (炭で近似される) の色をそのときの絶対温度で表した値。
・色順応(いろじゅんのう)
視野内の主体となる色光に目が順応すること。主体となる色光を白色光と感じ、照らされる物の色も標準光の照明下における色と感じられる方向に色覚特性が変化すること。
・引火(いんか)
ほかの火・熱によって可燃性のものが燃え出すこと。「マッチの火がガソリンに引火する」
・インターロッキング(0350)
一部のユニットCWで使われる、フィン同士が噛み合う目地方式。迷路効果で止水性が高まるうえ、二つの枠材が一体化して強くなる。
・インテグレーテッドプラクティス(BIM)
Integrated Practice=I.P.
I.P.はBIM(Building Information Modeling)という建築情報活用手法にのっとって、プロジェクト業務を統括的に行なう業務(職能)を意味しています。
BIMを具体的な形として実現させるのがプロジェクト内容を3D化、4D化、5D化へと進化させるIT技術にあります。
世界ではすでに試行の段階に入っています。
・インテリジェントビル
建築・建築設備・防災・室内環境・OA機器対応・コミュニケーションなどのソフト、ハードが総合的にシステム化されあたかも知能(インテリジェンス)を持っているかのように稼働する、またその対応がなされている建物をいう。また、インテリジェントビルの主な構成要素は、ビル内外の通信コミュニケーション、ビル運用監理のビルディングオートメーション、オフィス業務のオートメーションを総合か融合化したもの。
・インパクトレンチ(0340)
鉄骨工事に使用するボルトを締め付ける工具で、電動式や圧縮空気式、油圧式などがある。圧縮空気式インパクトレンチは空気レンチ、インパクトともいう。
・インフラ
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