建築用語目次
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・見え掛かり(みえがかり)(0252)
建築の部材で目に見える部分のこと。仕上げにあたっては意匠面での配慮が必要な個所。
・御影(みかげ)(0406)
外装用の石材として最も広く使われている。本来は兵庫県の御影町で産する花崗岩を示すが、建材用の花崗岩や斑れい岩などを総じてみかげと呼んでいる。マグマが地中で冷え固まってできた岩石で、均質で強度が高く、大材が得られるため建材に向く。
・見切り縁(みきりぶち)(0352)
段差がない場合に見切りとして入れられる横木。また、床材に真ちゅう棒などを見切り縁として入れる場合もある。
・見切る(みきる)(0255)
仕上げ材の端部や変わり目をきれいに納めること。
・水(みず)(0255)
陸墨のこと。また、水平面、水平線、水平面のことをいう。
・水糸(みずいと)
対面する水貫間に張り渡された水平を示す糸。ナイロン製やポリエチレン製の糸、ピアノ線などを使う。水糸は芯を基準に張られ、その位置を地盤面に落して、根切りの基準を印したり、工程に応じて、捨てコンクリートや基礎コンクリートに芯の位置を落としたりする。また、水糸の位置を垂直に下ろすときに下げ振り(さげふり)を用いる。
・水替え(みずかえ)
根切り底に溜まる水を釜場(かまば)やポンプで排水すること。
・水返し(みずがえし)(0344)
目地内に設けた立上がりやフィンなどを指す。重力を利用して止水するため、寸法が大きいほど効果的だが、PCa版では一般的に25mm前後、高層ビルのでは60mm程度の立上がりをとる。
・水締め(みずじめ)(0039)
山砂または川砂を使った埋め戻し土を、水を使って締め固めること。砂質土は一度水を含ませ、その水が切れると締固めが完了する。現場の湧水や水道水を使うことで、突き固めよりも簡単に締め固めができる。
・水セメント比(みず−ひ)(0272)
フレッシュコンクリートに含まれるセメントペースト中のセメントに対する水の質量百分率。『JASS5鉄筋コンクリ−ト工事』では、普通コンクリート40〜70%、軽量コンクリート40〜65%の範囲と規定している。
・水貫(みずぬき)(0006)
水杭に印した基準墨に小幅板の上端を合わせ順次打ち付けていく、この板を水貫という。水貫の上端は基礎天端から一定高さにげた基準高さとして設定する。水貫面には心墨、逃げ墨などを印す。対面する水貫間に張り渡された水平を示す糸を水糸(みずいと)という。水糸は心を基準に張られ、その位置を地盤面に落として、根切りの基準を印したり、工程に応じて、捨てコンクリートやベースコンクリートに心の位置を落としたりする。水糸の位置を下に落とすときに下げ振りを使う。
・水抜き(みずぬき)(0344)
パネル目地やアルミサッシ内に入った水を外部に抜くこと。またはそのための孔やパイプ類を指す。
・水盛り(みずもり)(0002)
建築工事の基準となる水平面を定めること。現在のような測量機器のない時代には角材に溝を彫って、それに水を入れて水平を定めたところから水盛りといわれるようになった。現在では水準の測量器は通常、レベルが使用される。
・未曾有
今だかつてないこと。今までに、一度もないこと。
・見付け(みつけ)(253)
見え掛かりとなる部材の正面に見える面をいう。
・簑甲(みのこう)図(139)
屋根の平流れの曲線と破風の曲線の形状が異なる場合に両者が出会うところをなだらなかにすり合わせた曲面部分を言う。昔の雨具である簑の背に似ているところからこう呼ばれる。
・ミルシート(0292)(0310)
製鉄所の証明シートのこと。鉄筋などの鋼材納入時に添付する品質保証書で、製造番号、鋼番、チャージナンバー化学成分、機械的性質などを記したもの。
鋼材規格証明書のこと。鉄骨工事では多数の鋼材を用いるため、単一のミルシートではなく納入・切断された経路が追従できるように裏書きされた裏書きミルシート方式が主流である。
・ミルスケール(0495)
圧延中に鋼材表面に発生する酸化鉄の黒い被膜。高カボルトを用いる際は、接合部のミルスケールを完全に除去し、所定の滑り係数が確保できる赤錆状態にしておかなくてはならない=「黒皮」。
・ミンチ解体−かいたい
重機などの機械により一気に解体する手法。'02年5月31日より分別解体が建設リサイクル法により、義務化されている。ミンチ解体は廃棄物の適正処理が困難であり、廃棄物の再資源化に適さない。
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