建築用語 わ 
17.02.13
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・ワイドフローリング(0360)
 幅広のフローリング。基本的に受注生産で、長さ4000×幅900×厚さ15mmのフローリングパネルと呼ばれるものなどがある。主に店舗で使用される。

・ワイヤシンプル(0328)
 ワイヤロープを折り曲げて使うときに、曲げた部分を保護する金物。別名、ワイヤコース。

・ワーカビリティー(0271)
 コンクリートの打込み、締固め、仕上げなどの作業の容易さを示すコンクリートの性質。施工軟度(せこうなんど)ともいう。ワーカビリティーを一つの数値で表現することは難しいが、通常はスランプ値で示される。

・枠組足場(わくぐみあしば)(0414)
 組み立て、解体が容易で、安全性、経済性、作業性のバランスがよく、建築工事、土木工事などの本足場、棚足場として、現在も多く使用されている足場。

・枠変形(わくへんけい)(0351)
 層間変位を受けたガラスカーテンウォールが平行四辺形に変形すること。ずれを許容できるだけの余裕が必要。ユニットカーテンウォールでは、PCa版のようにスウエーやロッキングで変位を吸収する設計方法もある。

・和小屋(わごや)(085)
 主要な構造をほぼ水平に組み、その上に束や母屋で屋根をつくる形式のこと。屋根の荷重は横に架け渡した梁の曲げ強さで支えることになり、材料の太さでつくることのできる空間の大きさが制限される。特殊なものを除き3間角が限界と言われ、束立小屋組、与次郎組、投掛け小屋組がある。木組みによってはかなりの水平構面の強度が見込まれるが、経験の範囲を超えておらず、現状では残念ながら公に認知される定量化がなされていないので、鎹(かすがい)を取り付けて法規に合せざる得ない。小屋組の下に天井を水平に張ることで間取りと屋根形状は構造の制約から解放されたかにみえる。素人の間取りや伏図もないような、いい加減な設計図でもなんとなく建物らしくなってしまうのは、天井懐をうまく利用してつじつまを合せてくれる大工技術の優秀さの照明にほかならない。見えないからと言って和小屋の木組の構造的な合理性を欠いてよい理由はどこにもない。間取りとも整合させながら、力の流れにも素直に、内外の意匠と両立させることを心掛けるべきである。

・笑う(わらう)(257)
 仕上げ面や平滑であるべき下地面が均一でないこと。塗装仕上げなどで下塗りと上塗りの塗料の馴染むが悪くて凹面が生じることなどをいう。

・割栗石(わりぐりいし)
 割栗(わりぐり)、栗石(ぐりいし)、グリともいう。径が20〜30cm程度、厚さ7〜10cm程度のものを使う。

・割栗地業(わりぐりじぎょう)(091)
 根切り底に割栗石を敷込んで突固め、地盤の支持力を高める、最も一般的な地業。通常は割栗と呼ばれる割栗石を根切り底に均一に敷詰め、ランマーで十分に突固めてから、40〜0(よんじゅうぜろ)と呼ばれる切込砕石と砂を混ぜた目潰し砂利で隙間を満たす。
 根切り底を締め固めた後、割栗石(わりぐりいし)を小端立てに敷き並べ、目潰し砂利(めつぶしじゃり)を撒き、突き固めを行う。最近は、割栗石の入手が難しいため少なくなってきている。


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