建築用語目次
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・木負い(きおい)図(146)
飛檐垂木の地垂木の接点において地垂木の先端に載る横材。飛檐垂木を支えている。上端は飛檐垂木を落とし込むため切込みをつくる。これを足駄欠き(あしだがき)と言う。飛檐垂木は木負いを支点にして地垂木側にも延長してバランスを取る。
・木負い(きおい)図(146)
飛檐垂木の地垂木の接点において地垂木の先端に載る横材。飛檐垂木を支えている。上端は飛檐垂木を落とし込むため切込みをつくる。これを足駄欠き(あしだがき)と言う。飛檐垂木は木負いを支点にして地垂木側にも延長してバランスを取る。
・木表・木裏(きおもて・きうら)
板目材で立木のときに樹心側を木裏、樹皮側を木表という。乾燥すると木表側に凹状に反るため、下見板以外は木表を表面にして使う。
・機械溶接(きかいようせつ)(0315)
機械化溶接のこと。マグ溶接も機械化が進み、仕口製作や柱大組などの溶接作業も自動化、ロボット化に移行しつつある。
・器具効率(きぐこうりつ)(0511)
照明器具から放射される光束を光源の全光束で除した値。
・刻み(きざみ)
墨付けされた木材の継手、仕口などを加工すること。工場加工であるプレカットに対して、大工による刻みを指して手刻み(てきざみ)と呼ぶこともある。
・基準墨(きじゅんずみ)(0246)
軸線の基準となる墨で、通り芯として表示されたもの。元墨(もとずみ)ともいう。
・キーストンプレート(0311)
鉄骨造のスラブ型枠として使われる溝形鋼板。デッキプレートよりも凹凸が小さい。
・既製コンクリート杭(きせい−ぐい)
工場で製作されるコンクリート系の杭のこと。工場生産のため品質管理を徹底できるメリットがある。最近では大径、長尺のものもできるようになった。目的に応じて強度を変えたり、杭径を杭先端で変えたりすることで1本当たりの支持力を増強できる。
・擬石(ぎせき)(0408)
テラゾー同様の製造法だが、おもにみかげの種石を使い、表面を磨かずに目荒らし仕上げにして天然石の代用としたもの。以前は建物の外装に使われたが、今では車止めやベンチ、階段などの規格品がつくられている。
・基礎(きそ)
基礎には大きく分けて、直接基礎と杭基礎がある。直接基礎はフーチング基礎とベタ基礎に分かれる。フーチング基礎には、独立、複合、連続基礎(れんぞくきそ)があり、ここでいう連続基礎は一般に布基礎(ぬのきそ)と称している。
・偽造耐震データ(ぎぞうたいしん−)
fabricated quake-resistance data
・基礎スラブ(きそ−)
上部構造の応力を地盤または地業に伝えるために設けられた構造部分。フーチング基礎ではそのフーチング部分を、ベタ基礎ではスラブ部分を指す。
・基礎土工(基礎屋)(きそどこう)(きそや)(0221)
木造住宅などで鉄筋コンクリートの基礎工事一式を請け負う業者。
・基礎パッキン(きそ−)
床下の通気を目的に、基礎と土台との間に挟む約20mm厚の部材で樹脂製、または金属製の既製品。「キソパッキン」(城東化学工業)の商品名が定着した呼び方。ねこ土台ともいい、モルタル、クリ、石などでつくる方法もある。従来のように基礎コンクリートに床下換気孔(ゆかしたかんきこう)をあけるとその周辺から基礎にひび割れ(クラック)が入ることがあるため、近年では多く使用されている。
・輝度(きど)(0500)
単位:Cd/m2またはnt (カンデラ・パー・平米またはニト)ある方向から見た場合の、ランプの輝きの強さや物の明るさの度合い。
・キトークリップ(0330)
鉄骨建方の歪み直しのワイヤに使用されるずれ止め。商品名。
・木拾い(きびろい)
木造の工事で必要となる構造部材、造作部材など、使用するすべて木材の樹種、寸法、等級、数量などを設計図から拾い出す作業のこと。その結果を記したものを木拾い帳(きびろいちょう)という。
・基本補正強度(きほんほせいきょうど)(0280)
設計基準強度にコンクリートの打込みから構造体コンクリートの強度管理材齢までの期間の予想平均気温によるコンクリート強度の補正値を加えた値。気温によるコンクリート強度の補正値は、管理材齢が28、42、56、91日の場合についての規定がある。
・脚長(きゃくちょう)(0479)
隅肉溶接において、母材表面の支点から溶接止端までの距離。
・逆ひずみ(ぎゃく−)(0479)
溶接によって生じる歪みを予測してあらかじめ逆方向に与えておく歪み
・脚立足場(きゃたつあしば)(0417)
天板、蝶番、脚柱、踏桟、開き止めによって構成された脚立を、足場の支柱として用いる足場。二つ以上の脚立に、直接足場板を架け渡すものと、多桁、多列に配置した脚立に大引、根太を掛け渡し、その上に足場板を敷いて棚足場とするものがある。
・CAD原寸(きゃどげんすん)(0314)
CAD情報を用いて実大寸法で描かれた製作用原寸図面のこと。
・キャラメル(0297)
スラブのかぶり厚さを確保するためにスラブ筋の下端に置くサイコロ状のセメントブロックのこと。スペーサーの一種。
・キャリブレーションテスト(0480)
高カボルト締め付け作業の準備として軸力計で必要な締め付け軸力を測定する試験。この測定値を基に締め付け器具を調整する。
・ギャングソー(0411)
別名大のこ。ギャングは群れの意。櫛のように何十枚も刃を並べた裁断機で、原石を一度ですべて板に加工するのに用いる。みかげでは鉄のフラットバーに鉄砂を注いで擦り切り、大理石では人造ダイヤを埋め込んだ真鍮の刃で切断する。
・キャンパー(0480)
@荷重を受けたときに正規の位置に納まるよう前もって鉄骨梁などに付けるむくり。
A矢板が乾燥収縮によりずり落ちるのを防ぐため、根切り中に固定する仮設の楔。
・凝灰岩(ぎょうかいがん)(0407)
火山灰が堆積してできた石で、わが国では各地で産出する。石塀や倉庫に使われるが、強度、耐久性ともに低いため、外装よりも内部装飾に向く。
・強化ガラス(きょうかがらす)(0062)
板ガラスを軟化点近くまで過熱後急冷させ、さらに表面に圧縮力を与えることで普通板ガラスの3倍以上の強度に高めたガラス(JIS R 3206)。割れても鋭利な破片ではなく、細かい粒状になり、破片による怪我が防げるので、出入り口のドアとしても利用されている。強化処理後の切断や穴あけ加工ができないので、発注の際に十分な打ち合わせが大切である。
・強度率(きょうどりつ)(0433)
労働災害による死傷者の発生割合を示す度数率や年千人率は、労働時間100万時間または1千人当たりの死傷者の発生の頻度を表すものであって、災害の軽重の程度は表されていない。死亡の場合でも休業1日程度の場合でも同じ1件として扱われ、労働災害の実体を見定めるのに不十分である。この災害の重きを表す指標として強度率がある。強度率の算出に用いる労働損失の量は、労働損失日数で表し、その際の単位とする作業量には労働時間1千時間が用いられる。したがっで強度率は、1千時間中に傷害などのため失われる労働損失日救で表され、次の式で算出される。
強度率=1000×労働損失日数÷労働延べ労働時間教
わが国では、労働損失日数の算定基準を次のように定めている。
@死亡および永久全労働不能(障等級第1級〜第3級)は7干500日。
A永久一部労働不能は以下の通り。
B一時労働不能は暦日による休業日数に300/365をかけたもの。
C@およぴAの場合には、その労働者が休業した日数は加えない。
身体障害等級 損失日数
4 5,500
5 4,000
6 3,000
7 2,200
8 1,500
9 1,000
10 600
11 400
12 200
13 100
14 50
・京間(きょうま)(0367)
畳のモジュールの一つ。京都を中心に大阪、瀬戸内、山陰、九州で用いられてきたもの。
・京呂組(きょうろぐみ)図(0115)
和小屋での桁と小屋梁の取り合いの方式。柱で受けた桁の上に小屋梁を架け渡す方法で、小屋梁は桁上のどこでも位置することができ、間取りに対して自由度が高い。最近はこの組み方で建てられることの方が多い。
・清祓式(きよはらいしき)(0462)
完成した建物を祓い清めるための儀式。「修祓式」[しゅうばつしき]ともいわれ、「竣工奉告祭」と「修祓式」を合わせて「竣工修祓式」という名称で行われることもある。
・許容沈下量(きょようちんかりょう)
建物に有害な障害が生じない範囲の基礎の沈下量。
・切妻屋根(きりづまやね)(081)
2つの面を合わせた形の屋根。古代、切妻屋根は真屋(まや)と呼ばれ格式の高いものとされていた。このために神社建築のほんどはこの形である。
・切土(きりど)
盛土とは逆に、土を場外へ持ち出すこと。
・切梁(きりばり)
short strut
山止め工事において矢板を押さえている腹起しを支持する水平材。木材を使用していたが、現在はほとんど鋼製である。略して「ばり」ともいう。
・緊紹金具(きんけつかなぐ)(0423)
クランプとも呼はれ、本体、ふた、ボルト、ナットおよびピンを有し、鋼管同士を緊結する。
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