建築用語 な 
09.09.01
あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・内部結露(ないぶけつろ)(205)
 壁体内結露とも呼ばれる。室内外に温度差がある場合、温度の高い側から浸透してきた水蒸気が露天温度以下の位置まで到達し、少しでも空隙が存在するとその界面で結露が発生し、壁内がその凝縮水で濡れる現象をいう。

・流し込み(ながしこみ)(0273)
 コンクリート打設用の管(シュート)などを使い、ミキサー車から直接型枠に打設すること。ただし、流し込みによる落下距離が大きいとコンクリートの混和材料が分離を起こす危険があるため、小型のホッパー(提灯ホッパーで生コンを受け、ホッパーの下に付けた提灯 (円筒形で1mぐらいの長さをつなぎ合わせて使う縦型シュート)を通して落下させる。シュートの距離が長ければ分離する可能性があるので、シュートの向きを変えて流れの速度を緩める。

・中堀工法(なかぼりこうほう)
 円筒中空の杭にスパイラルオーガーを使用して杭先端部の地盤を掘削する工法。掘削土を排出しながら杭を沈設していくので、鉛直性に優れる。また、杭がケーシング(掘削孔の保護鋼管)の役目をしているので、掘削構内が崩れることはない。スパイラルオーガーによる掘削のため騒音・振動などは比較的に少ない。

・中間(なかま)(0367)
 中部、東北、北陸の一部、沖縄などで使用されてきた畳の基準尺。京間と田舎間の寸法の中間にあるもので、長さ6尺×幅3尺のもの。相の間[あいのま]、中京間[ちゅうきょうま]と呼ばれることもある。

・中目材(なかめざい)
 JAS規格による丸太のうち直径24cm前後の中丸太を指す。

・流れ造り(ながれづくり)(161)
 神社建築の屋根形態の1つ。切妻屋根に反りを付け、前方の流れを延長してそのまま向拝の屋根とする。

・長押(なげし)(0356)
 柱を両側から挟み打ち付けた横材。和風建築で用いられる。元来は梁や桁と同じ構造材であったが、現在では化粧材としての意味合いの大きい内法長押[うちのりなげし]を示す場合が多い。使用される位置により、地長押 [じなげし]、腰長押[こしなげし]、天井長押[てんじょうなげし]などがある。

・馴染み(なじみ)(255)
 複数の部材が具合よく密着すること。「馴染みがよい、悪い」という。

・なじみ起こし(−おこし)
 転圧で締め固める場合に地表面から30cm程度の地盤をほぐくこと。

・斜め打ち(ななめうち)
 釘で接合しようとする面に対して、ほぼ60度の角度で釘を打つ打ち方。

・生コン(なまこん)(266)
 工場で調合され施工現場までミキサー車で運搬されるJIS規格のコンクリート。正式にはレディーミクストコンクリートといい、レミコンともいう。建築工事では生コンの使用がほとんどである。

・生材(なまざい)
 伐採直後の含水率の高い状態の木材のこと。

・並材(なみざい)
 木材の品質区分の一つ。並物(なみもの)ともいう。柱の二方上小節や無節などの役物以外の材料のこと。

・軟質繊維板(なんしつせんいばん)(166)
 インシュレーションボードとも呼ばれ、その木質繊維は間伐材やリサイクル木材を原材料としている。セルロースファイバーと同様に吸放湿性といった優れた性質をもつ。断熱性能はやや劣るものの人間には優しい材料である。ホルムアルデヒドを含む接着剤は使用されていないので安心できる。

・軟弱地盤(なんじゃくじばん)
 一般的に地盤が軟弱な場所は谷地、後背湿地、三角州などの水の集まりやすい低地、新規に盛土が施こされたばかりの土地であるが、地盤を評価するときには、地耐力と建物荷重との相関を考慮し、地盤だけを見て固定的な絶対値を算出したはいけない。戸建住宅にとっての軟弱地盤は布基礎で支持できないとされる地耐力30kN/m2に満たないもの。

・難燃材料(なんねんざいりょう)
 incombustibility


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