建築用語 ふは〜ふん 
17.02.17
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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●フープ(帯筋)−(おぴきん)(294)
 柱筋・梁筋の主筋を束ねる状態で、主材に対して直角に帯状に配置されている鉄筋。柱に使用されるものをフープ(帯筋)という。フープを一本ずつ溶接したものもある。

●踏込み(ふみこみ)
 踏込むことの意から、玄関で履物を脱いで置くところを言う。スリッパなどを脱いで置くために、廊下と座敷の中間に小部屋が設けられている場合は、その床面積だけではなく部屋名にも使われる。また、座敷の中で畳と同じ高さにある板のことも言い、踏込み板とも言う。

●踏み天井(ふみてんじょう)(130)
 簀子敷き(すのこじき)で押さえた土天井に対し、厚板敷きの天井を言う。厚板は甲乙梁や根太で支え、2階床として使うためこの名があり、かつては物置や使用人室として利用されていた。また、踏み2階とも言い、地方によっては中2階の意味もある。

●ブーム車(−しや)(0273)
 【RC造】
 伸縮するブーム (腕木)を備えたポンプ車。ブームの届く範囲であれば、打設のための配管は不要となる。

●プラキャップ(0298)
 安全対策として差し筋など立上がり筋の上部に被せて目立たせるためのプラスチック製のキャップ。

●ブラケット(0301)(0346)
 【鉄骨造】
 ・仕口などの交差部分、または壁などから水平に跳ね出した部分。ブラケット工法は鉄骨を現場で組み立てるときの梁の接続の方法の一つで、1本の梁を3分割し、両端の梁は工場溶接で柱に接続され、中央の梁は現場で接続される。工場製作した柱で、溶接などで梁が取り付けられているものを梁ブラケット[はり−]という。
 ・サッシの無目と方立を連結するために用いられるL型やT型の部品。CWのファスナーを指す場合もある。
 【照明】
 壁や柱に取り付ける照明器具。

●ブラケット一側足場(−ひとかわあしば)(0415)
 一側足場に持送り粋を取り付け、その上に作業床を設けた足場。建地、布、持送り枠、足場板、大筋かい、単管ジョイント、緊結金具、固定型ペース金具、壁つなぎ用金具、手摺などの部材によって構成されている。

●プラスト(0312)
 錆や黒皮を取り除く処理。圧縮空気で吹き付ける粉粒の材種や大小により表面の仕上がりが異なる。粉粒の材料別に、鋼球によるショットプラスト、砂によるサンドプラスト、鋳鉄の細片によるクリッドプラストがある。また,サンドプラストはガラスや大理石,金属などの仕上げ手法でもある。

●プラ束(−づか)
 プラスチック製の床束。

●フラックス(0317)
 溶接時に大気と遮断し、溶接で生じる酸化物や有害物を除去するために使う有機質の粉末材料。被覆アーク溶接用やサブマージアーク溶接用の被覆剤などがある。

●フラックス入りワイヤ(−いり−)(0493)
 中にフラツクスが充填されている管状になった溶接用ワイヤ。

●ブラックライトランプ(0505)
 主として波長360nm前後の紫外線を放射し可視光線をほとんど出さない。蛍光体を光らせる目的で、ディスコなど非日常的空間の演出に川いられる。蛍光ランプと水銀ランプがある。

●フラッター
 fltter
 流体中に弾性体がある場合、流体と弾性体との相対速度が小さいときは弾性体によって減衰されてしまうが、相対速度が大きくなると弾性体の振動を助長するようになり、振動の振幅は加速度的に増大してゆく現象。例えば飛行中の航空機の翼、強風中の吊り橋、煙突などでは、この現象は重大な問題となる。風に翻る旗は最も簡単な一例。

●フラットバー(0309)
 帯状の肉厚の薄い鋼材。幅は25〜300mm,肉厚は6〜30mm程度。平鋼ひらこう]ともいう。

●フラッドライト(0507)
 任意の方向に向けられる投光照明用器具

●フランジ(0300)
鋼材のH形断面やI形断面などのウエブを挟む上下の鋼材のこと。

●フリーアクセスフロア―
 仕上げの床面とコンクリートスラブなどの構造床との間に、配管や配線を自由に行えるような空間をとる床の工法。支持金物の上に取外し自在の床パネルを置くかたちをとる。オフィスビルなどに一般的に使われている。

●フレア溶接(−ようせつ)(0492)
 2部材のフレア(裾広がり)部分に行う溶接。

●フレカット
 木造住宅に使われる部材の加工や製造を工場生産によって行うシステム。CAD・CAM(きゃど・きゃむ)により全自動化するシステムが一般的。

●フレキシブルボード
 繊維強化セメント板。フレキとも略される。高圧プレスした不燃建材で、軽量で燃えない。木材なみの加工性をもち、寸法安定性がよいため、反り・暴れがない。

●プレキャストコンクリート
 precast concrete
 あらかじめ工場などで製作した鉄筋コンクリート部材の総称。普通コンクリート・軽量骨材コンクリートあるいは気泡コンクリートなどで作られる。種類としては柱・梁・壁板・床板・屋根板・道路用側溝などがあり、これらを現場で組み立てて構造体を造る。「PC]と略称する←→現場打ちコンクリート

●Pca版(プレキャストばん)(341)
 前もって製作し、現場で取り付ける(プレキャスト) コンクリート製のパネル。ほとんどが専門メーカーの工場で製作され、おもに中高層ビル用の外壁として使われる。なおプレストレストコンクリート(PC)との混乱を避けるために、PCaと書き表す。

●フレッシュコンクリート(274)
 練り上がり後のまだ固まらないコンクリートのこと。

●プレートガーダー(0336)
 山形鋼と銅板、銅板と鋼板を溶接などの接合法によって、I型に組立られた鉄骨梁のこと。プレート梁ともいう。

●振れ止め(ふれどめ)(0347)
 パネルのファスナーのうち、風や地震による水平力を支持するもの。荷重受けを兼用する場合もある。

●プレボーリング工法(―こうほう)
 アースオーガー(地中の穿孔に使用する機械)などを使用して先行掘削し、その孔内に杭を沈設する工法。杭をハンマーなどで打ち込むものと、根固め液を注入するものがある。振動・騒音を小さく抑えることができる。

●フレーマー(223)
 枠組み壁工法(2×4工法)の建方を行う大工のこと。2×4工法が普及しているアメリカやカナダでは専門職種の一つに分類される。日本においては在来工法の大工と兼業している場合もあれば、専業としている場合もある。また、金物を使った合理化工法の建方専門の大工を指す場合もある。

●振れる(ふれる)(261)
 一定の位置や方向より脇へずれること。また、その角度のこと。

●プレロード工法(−こうほう)
山留壁にかかる土圧や水圧に対抗する力をジャッキで切梁に導入しておく工法。側圧による縮みやたわになどを防止する。

●ブレーンストーミング
 brain storming
 多数の人が集まって、ある一つのテーマを解決するために、個々に、互いに、刺激を受け合いながら問題解決のアイデアを出し合う集団有声思考形式。グループで行う自由奔放型の創造力で4〜6人が特定の問題を解決するために考え出したアイデアを自発的に提供するもので会議中の案へのいかなる批判や評価を行ってはならない。リーダーは以下のルールを確認しておく
 1.批評はしない。案に対する反対意見を最後まで抑える。
 2.出来る限り多くの解を案出すること、すなわち考え始めには多くの案が出されるからその時に生じた案の5ないし10倍を目標にする。
 3.その問題を追究する幅広い範囲を示すバラエティに富んだ答えを探すこと。
 4.案を出すときにはすでに提案された案を結合したり改良したりする可能性を考える。
 5.解を探す会合をとじる前にその問題に対する潜在意おさまるまで時間をおく。その間に次の仕事を行う心の準備ができる。

●フロアーヒンジ

●不陸(ふろく、ふりく)(257)
 陸になっていなこと、つまり表面などが凸凹になっている状態のこと。

●プロジェクトマネジメント
 プロジェクトの企画、運営計画から維持管理までを包括して管理する業精

●ブロック工(231)
 ブロック工が施工するのは、主として軽量コンクリートブロックで、間仕切、塀のほか倉庫などの構造体をつくることもある。

●フロートガラス(058)
 板ガラスの中で最も一般的なもの。溶融ガラスを溶融金属に浮かべながら製造することで、表面精度、透視性、採光性に優れた板ガラスが生まれる。長さ10mの大型の板ガラスも製作可能である。



●プロトタイプ(PM)
 試作品

●ブローホール(0321)
 溶接欠陥の一つで、溶接金属内部水素・炭酸ガスなどが凝固して生じた空洞。気孔[きこう]ともいい、数mm程度の球状欠陥となる。1mm以下の大きさのものをピンホールといい、溶接内部に発生する欠陥の50%程度を占める。ピットは、ブローホールが溶接表面に開口して現れた欠陥のこと。

●フローリングブロック(0362)
 挽き板などを正方形や長方形に接合したフローリング。通常、300mm角が主流。素地床の上に接着剤と波釘[なみくぎ]で張る。

●分譲マンション(ぶんじょう−)
 condominium

●分光分布(ぶんこうぶんぷ)(0502)
 波長単位ごとの光の密度(エネルギー)。一般に、横軸に波長、縦軸に相対エネルギーをとったグラフによって表される。このグラフから光源の特性を見ることができる。 演色性の観点からは、可視光全域にわたりムラのない分布をしていることが望ましい。また、エネルギー値の高い波長域は、その光源によってより強調される色の範囲と判断できる。

●分布荷重
連続的に作用する外力を表し、その大きさは単位長さ当たりの荷重などで表示する

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