建築用語目次
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・ウイッピング(0475)
上向きのアーク溶接で溶融金属が垂れ下がらないように溶接棒をはね上げる運棒操作。
・ウィービンク(0323)
溶接棒や溶接ワイヤを溶接方向に対して波形に動かしながら進める溶接方法。大きなウィービングは、溶接入熱が過大になる傾向があり、その結果として靭性や強度の低下が懸念されている。
・ウィルトンカーペット(0371)
代表的な機械織りカーペットで、パイルと基布を同時に織ったもの。耐久性に優れる。パイル糸の材質はウール、混紡糸、アクリルなどがある。パイル長さは5〜15mm。
・ウイングプレート(0476)
柱からの応力を直接ベースプレートに伝えるために鉄骨柱脚部に取り付けられる鋼板。
・ウェブ(300)
鋼材のH形断面やI形断面などの上下のフランジをつなぐ部分のこと。
・ウェルポイント工法
吸水管を約1m間隔で土中に埋設し、地上に設置した真空ポンプで強制的に地下水を排水する工法。
地下水位の低下は地表からマイナス6m程度が限度といわれている。埋設する吸水管をウェルポイントと呼ぶ。
・受入れ教育(うけいれきょういく)(0443)
現場では作業環境や作業方法がそれぞれ異なるので、新規作業員が入る際には現場ごとに教育が必要である。関係請負人が担当工事を開始するとき(乗込み時)は全員を、または関係請負人が工事を施工中に、労働者の増員や補充なとでその現場に初めて入場する者を対象に、工事を開始する前に元方事業者の担当者や関係請負人の職長などが実施する。教育内容は、
(1)工事の概要と工事の内容、
(2)現場の規律と安全心得、
(3)現場の危険個所と立入禁止区域(見取り図に図示するなど)、
(4)現場の安全衛生行事と実施要領、
(5)担当する作業の内容と安全対策(作業手順と災害事例の説明など)
(6)緊急時の合図および避難の方法、
(7)現場方針および環境管理活動の内容、などが一般的である。
教育の実施記録として、実施月日、受講者名、教育担当者名、立会者名を作成し工事完了まで保有するとともに、教育修了後1週間程度は現場不馴れ者として識別できるようにし、教育効果を確認・フォローする。
・受入れ検査(うけいれけんさ)(0279)
生コンの品質管理のために行う試験。
・請け取り(うけとり)(242)
個人や少人数のグループなどへの能率給の一種。工事前に歩掛かりと作業量を想定して報酬を決めてから着手する、請負と賃金支払いのこと。
・卯立(うだつ)図(156)
古代の文献には梁上の束とある。中性の町屋において板葺き屋根の螻羽を風から守るため、妻側の小屋束を一段と高く上げたのが始まりで、これを本卯立といい京都を中心に全国に広がった。洛中洛外図屏風絵に散見される。近世になると瓦葺が普及し卯立も瓦葺きとなり防火の機能を備えはじめ、また身分の象徴ともなった。2階家の2階部分の両妻側の袖壁に小屋根を架けたものを神卯立と言い全国に分布した。
・打込み工法(うちこみこうほう)(182)
ボード状断熱材にあらかじめせき板として用いたコンクリートを打ち込むことにより取り付ける工法。RC造における外断熱でこの方法を採用することがある。
・穿初めの儀(うがちぞめのぎ)図(0453)
発注者が鍬をもって土を掘る所作を3度行う。そのあとで施工者が鋤もって土をすくう動作を3度行う儀式。
・内断熱(うちだんねつ)(179)
RC造の躯体の内側に断熱材を張り込む工法。木造充填断熱工法を指す場合もある。
・打継ぎ(うちつぎ)(0276)
前に打ったコンクリートに継ぎ打ちすること。打継ぎ前に打継ぎ面のレイタンスやぜい弱なコンクリートを取り除いておく。
・うってがえし(0290)
同一現場において、型枠材をほかの場所に再利用すること。
・腕木(うでぎ)(0425)
足場材における建地間を幅方向に繋ぐ横材のこと。ころばしと呼ばれることもある。
・腕木庇(うできひさし)図(158)
腕木を柱より出して桁を架け渡し、屋根板を葺いた庇のこと。庇の出が深い場合は持送り方杖や持送り板で補強する。
・埋め戻し(うめもどし)(037)
根切りをして基礎および地下工事を終わった後、基礎および地下構造物の周囲の余分に掘った部分に土砂を埋めて現状に戻すこと。
・埋め戻し土(うめもどしど)
埋め戻しに使われる土には根切り土(ねぎりど)と搬入土(はんにゅうど)の2種類がある。根切り土は根切りで発生した土を現場内またはその近くに仮置きし、埋め戻しに使用するもの。搬入土は外部から搬入してきた土のこと。根切り土を使用すると、その分残土処分費と搬入土にかかる費用が不要となり工事費が安上がりとなる。搬入土には他の現場の根切り土を使用する場合と、山から切り出してきた土を使う場合がある。後者の場合は山砂(やまずな)と呼ばれ、砂質分が多いほど良質の埋め戻し土となる。
・裏当て金(うらあてがね)(0321)
溶接の裏側に溶融金属が抜け落ちるのを防ぐ鋼材。鉄骨の溶接では柱梁接合部であるT継手や十字継手、角継手などに多く用いられる。マグ溶接の場合、密着しすぎるとブローホールを誘発する。
・裏甲(うらこう)図(151)
茅負いの上に置かれる厚板の化粧材のこと。茅負いから垂木幅の2倍ほど棟を出して軒裏に陰影を付ける。長手に使う場合を布裏甲、木口を正面に向ける場合を木口裏甲という。
・裏斫り(うらはつり)(0478)
突合わせ溶接で底部の溶込み不良部分を裏面から削り取ること(ガウジンク)。その後新たに裏側から行う溶接を裏溶接という
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