建築用語 ろ 
17.02.13
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・労働損失(ろうどうそんしつ)(0434)
 労働者が労働災害のため死亡したり負傷すれば、その結果、永久に労働できなくなったり、ある期間休業を余儀なくされたり、作業能率か低下したりする労働不能の損失が発生する。この損失を労働損失という。

・労働損失日数(ろうどうそんしつにっすう)(0438)
 強度率の算出に用いる損失労働量を表す言葉で、死亡や負傷の結果失われる労働損失日数は個々の障害によって異なり、正確に求めることは困難である。そのため同じ程度の障害については同じ損失があるものと仮定し、統計的な見地から一定の基準を定め、個々の障害の労働損失日数を評価する方法がとられている。

・陸(ろく、りく)(0254)
 水平なこと。

・陸墨(ろくずみ・りくずみ)(0247)
 水平を表示する基準高さの墨。腰墨(こしずみ)、水墨(みずずみ)ともいう。

・六価クロム溶出試験(ろっかくろむようしゅつしけん)
 '00年3月に旧建設省から「セメントおよびセメント系固化材を使用した改良土から、条件によっては六価クロムが土壌環境基準を超える濃度で溶出する恐れがあるため、工事の前後に改良土からの六価クロム溶出試験を実施するように」との通達が出された。
 現在、(社)セメント協会および国土交通省で発生のメカニズムを調査中であるが、六価クロムなどの重金属は溶出後も地表面に出ることはまれで、また、地下水中に溶出した場合もその濃度は低いのではないかとの見解がある。
 今のところ、硬化後のコンクリートからの溶出量は環境基準以下であること、セメントの粉末からは六価クロム以外では水道基準を満たすわずかな鉛が溶出する程度であることが確認されている。

・ロックウール(0164)
 発癌性がある天然のアスベストに代わり、ケイ酸を多く含んだ鉱物(岩石)を溶解し繊維化したもの。人為的につくられたもので、無害である。グラスウールと形状は似ているが、その密度は通常40kg/m3と高い。しかし断熱性能はグラスウールの16kgと同等で比較的よく、耐火性も高い。製品構成、施工上の留意事項ともグラスウールと同準で合う。

・ロット(0497)
 同条件下でつくられた部材をいくつかに分割した鉄骨建方の区画のこと。

・露点温度(ろてんおんど)(0202)
 湿り空気の温度が下がり、相対湿度が100%(飽和水蒸気)となり結露が発生する時点での空気の温度である。

・ロングスパン工事用エレベータ(−こうじよう−)
 搬器(かご)として長さ3m以上の荷台を使用し、定格速度が10m/分以下のものをロングスパン工事用エレベータという。構造によりロープ式とラック式がある。<br>  おもに低層の建築物(5〜15階程度)に使用され、パイプなどの長尺の資材が揚重対象となる。
 工事用エレベータと比較して、昇降路の囲い、出入り口扉、搬器床面積などの規制が緩和れている。


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