建築用語目次
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・拝(はい)(0469)
最も丁寧とされるお辞儀で、上体を90度に曲げるお辞儀のこと。玉串を奉奠する際に行う。
・廃棄物処理法(はいきぶつしょりほう)
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で、廃掃法(はいそうほう)ともいう。'01年4月に完全施行。廃棄物の処理に関する義務付けが規定されている。
・配光曲線(はいこうきょくせん)(0515)
光源を含む平面内の光度を、光源を原点として方向の関数で表した曲線。
・排出業者(はいしゅつぎょうしゃ)
解体工事では、解体工事を請け負った業者、建設工事では、元請けのゼネコンや工務店を指す。
・配置図(はいちず)
@layout drawing
Aplot plan
@一般には、対象物の配置と相互的位置関係を指示する図面。
A建築で単に配置図という場合は、建物と敷地の位置関係を示す図。普通造園や通路の計画図と一緒にすることが多い。
・配管工(配管屋)(はいかんこう(はいかんや))(236)
給排水、空調、スプリンクラーなどの配管を行う職人。配管材料は、白ガス管、ステンレス管、銅管、塩ビ管など多種にわたる。継手の接続方法は、ネジ込みが主に採用されているが、溶接接合もよく行われる。また、鋳鉄配管は鉛の流し込み、銅管ははんだによる蝋付け、塩ビ管は接着剤による接続が一般的である。
・配管車(はいかんしゃ)(0273)
ポンプ車から打設場所まで短いパイプをつないで配管する庄送方式のポンプ車。
・配光(はいこう)(0514)
光源あるいは照明器具の各方向への光度分布。
・排水経路(はいすいけいろ)(0351)
枠内や目地内に浸入した水、あるいは結露水が排出されるための道筋。室内側に迷走すると漏水故障になるので、逆勾配や障害物があってはならない。
・配付け垂木(はいつけだるき)図(141)
隅木や谷木に取付けた垂木のこと。「はいつけ」とは、材を他の材の横面に斜めに取付けること。平行垂木の場合、隅木のところではこうせざるをえない。丁寧な仕事では隅木に垂木彫りをして納める。
・パイプ(0302)
鋼管のこと。
・パイプサポート(0286)
腰管(60.5mm径)と差し管(48.6mm径)からなり、30cm〜7mくらいまで長さの調整ができる。
・パイプレータ(0275)
フレッシュコンクリートに振動を与えて型枠の隅々まで行き渡らせ、不要な空気を除去し、骨材が均等に分布した密実なコンクリートをつくるための機械。1カ所で長時間かけ過ぎるとコンクリートと骨材の分離を招くため、1カ所で10〜20秒とし、筋には直接振動を与えてはならない。
・ハイライズ・ビルディング形式
・ハイライト(0515)
照明された物から反射される輝度の高い部分。
・ばか定規(ばかじょうぎ)(010)
水杭に基準高さを移すときに用いる定規。小割材(角材)などを使い下端を水貫上端の基準高さにあわせ中央部にレベルの視準線の位置をしるす現場製の定規で、各水杭に基準高さを順次移し取って、高さの基準の位置を移し取っていく。ばか棒(ばかぼう)ともいう。
・馬鹿棒(ばかぼう)
ありあわせの棒を所定の寸法に切ったり、目盛を付けたりして作った簡単な物差し。馬鹿でも使える物差しの意。
・羽柄材(はがらざい)
端柄材(はがらざい)とも表記する。元来は定義がはっきりしない言葉だが、最近は羽柄プレカット(はがら−)の普及から、根太や垂木などの構造と下地を兼ねる小断面材部材のことを指す意味に定着しつつある。
・葉枯らし乾燥(はがらしかんそう)
天然乾燥の一手法。山で伐り出した樹木を、枝葉を付けたままで放置し、葉から水分を減少させて乾燥する。葉枯らし乾燥材は木の肌つやがよいが、KD材ほどの含水率は得られないのであくまで予備乾燥であると考えたほうがよい。
・羽柄プレカット(はがら−)
羽柄材や、羽柄材の納まりなどを考慮した三次元プレカットのこと。
・白熱電球(はくねつでんきゅう)(0503)
電流の通過により白熱状態に加熱された物体から発光する光源で、輝くフィラメントの温度はそのときの色温度に等しい。電気エネルギーの多くが熱エネルギーに変換されるため発光効率は悪いが、演色性は最高の値を示す 。ランプ寿命は普通電球で1000hと短い。
・バーケットフロア(0362)
一般的に正方形のブロック状の板床材。厚さ8mm程度のムク材のものや、寄せ木状のモザイクバーケットフロアなどがある。
・羽子板ボルト(はごいたぼると)図(108)
代表的な補強金物で、帯板にボルトを溶接した、羽子板状のもの。直交する材をつなぐとき用いる。こうした金物はあくまで補強金物であったはずだが、金物があればよいという誤った使い方によって、本来の木を組む軸組工法が堕落していった。
・箱金物(はこかなもの)(109)
コの字型の金物で、柱と梁の取合いの補強に用いられるもの。現在では、コの部分の補強は羽子板金物で行われることが多く、箱金物を現場で目にすることは少ないようである。
・箱抜き(はこぬき)(0289)
コンクリートに箱形の欠込みをつくるため、箱形につくつた型枠をスラブや壁のせき枚に取り付けること。ダクトや配管のための開口を設けるときに行われる。
・箱番(はこばん)(0244)
工事現場に仮設される現場監督や現場作業員のための現場事務所や作業所。
・端あき・縁あき(はし−ふち−)(0487)
ボルトなどの孔中心から縁端までの最小距離のことで、作用する力と平行の方向をはしあき、直角の方向をへりあきと呼ぶ。両方を総称して最小縁短距離という。
・場所打ちコンクリート杭(ばしょうち−くい)
現場打ちコンクリート杭(べんばうち−ぐい)ともいう。それぞれれの工法によるケーシング(掘削孔の保護鋼管)を設置し、杭孔を掘削し、その杭孔にあらかじめ地上で組み立てておいた鉄筋籠(籠筋(かごきん))を挿入する。鉄筋籠設置後はトレミー管を使ってコンクリート打設する。杭の体積と同量の廃棄土が発生したり、泥水を使用するので、それらの廃棄物処理が必要となる。
・パス(0319)
溶接順序によって積層された断面状の二つ以上の重なりのこと。手溶接やマグ溶接などの完全溶込み溶接では、パスを重ねて溶接が行われる。このほかに、溶接の操作そのものも指し、溶接回数によってシングルパス(ワンパス)とマルチパス(多数パス)に分けられる。
・端太角(ばたかく)(0040)(0285)
仮設用として用いる杉、松、檜などの約10cm角の角材で、バタ、バタ材ともいう。長さは4m程度のものが一般的である。どちらかといえば、節が多かったり不正角のもので内装工事に向かい規格のものが使われる。語呂から「半端な太さの角材」ともとれる。横方のものを横端太[よこばた]または腹起こし[はらおこし]、縦方向のものを縦端太[たてばた]という。
・ハッキング(0297)
鉄筋をなまし鉄線で結束すること。このときに使う、カギ状の工具をハッカーという。
・発光効率(はっこうこうりつ)(0501)
単位:lm/W (ルーメン・パー・ワット)
その光源の1W当たりの光の量(光束)。
発光効率がよいほど電気代が安く済み、ランニングコストを節約できる。
・発泡ガラス(はっぽうがらす)(0173)
ガラスを発泡させたもので、透湿性や経年変化はなく、その断熱性は外力による破壊がなければ恒久的で部位を選ばない。断熱性能がやや低いものの、耐圧性、耐食性、耐蟻害に優れる。可撓性(かとうせい)がないので衝撃、集中化中には脆く対策が必要。環境負荷は低い。不燃である。
・斫り工(斫り屋)(はつりこう)(はつりや)(0220)
ハンマーとノミで不要なコンクリートを削り取る職人。コンクリート打設時のこぼれや型枠締め付け不足によるはらみの処理のほか、配管用の孔あけなどを行う。最近は、電動工具を使用した斫りが多く、電動カッターでコンクリート表面を切る仕事も増えた。斫り工と同種の職人として、コンクリートを壊す毀工(こわしこう)がいる。業者は、毀しと斫りを兼業することが多い。
・斫る(はつる)(0015)
これはコンクリートの不要な部分(間違えて施工したり、うまく仕上がっていない部分、後から穴をあけたりしたほうが楽な部分)、をのみや振動ハンマーなどで削り取ることです。建設現場などでは必ずといっていいぐらいやっていると思います。やっている人を、はつり屋さんと言ったりします。
・斫る(はつる)(0015)
これはコンクリートの不要な部分(間違えて施工したり、うまく仕上がっていない部分、後から穴をあけたりしたほうが楽な部分)、をのみや振動ハンマーなどで削り取ることです。建設現場などでは必ずといっていいぐらいやっていると思います。やっている人を、はつり屋さんと言ったりします。
・パーティクルボード
木片の削り片、または細片に接着剤を加えて熱圧成型した板材。単層のものから3層以上の多層のものまである。構造用面材としては厚さ12mm以上が必要。最近は廃木材の原料化が進められており、エコマテリアルとして再評価されつつある。
・ハードボード
硬質繊維板。ファイバーボードの一種で、比重が0.8以上のもの。耐水性に優れるため外壁や湿気の多いところで使えるが、厚さ7mm以下のものに関しては、施工の1〜2日前に裏面と表面を合わせて平積みしてシート養生し、吸湿による伸びで生じるたるみを防止する必要がある。
・ハニカム
honeycomb
リボン状のクラスト紙またはアルミニウム・合成樹脂シートなどを糊付けした構造のもの。両面に面材を張り付けたパネルは、軽量で保温性があり、強度・合成も十分。
・ハニカムビーム
honeycomb beeam,castellated beam
H型鋼のウェブを切断加工して梁せいを大きくしたオープンウェーブ梁。自重を増すことなく曲げ耐力を向上させたもので発想はかなり古い一般に六角形の隙間を持つ・「蜂の巣梁」ともいう。
・桔木(はねぎ)(160)
テコの原理で軒先をはね上げ支える材。屋根勾配は急に、軒先は勾配を緩くするために鎌倉時代に考案された。この発明により垂木や斗きょうなどが構造的働きから解放され繊細な部材とすることが可能となった。柱筋を支点としここに桔木枕を置き、元口を軒先に向けてはね出し、末口は力小屋束に取付けた桔木押さえに引っ掛ける。寄棟屋根では放射線状に配され、間隔は1間以下、隅木に近づくに従って狭くする。
・パネル
軸組工法では一般部材ではないが、壁などに合理化・省力化を目的に断熱材と合板が一体化されたパネルなどを使うことが増えてきている。
枠組み壁工法では204または206と構造用合板を使用して現場加工あるいは工場加工した壁。
・パネルゾーン
panel zone
鉄骨柱梁接合部などに形成される大きなせん断力を受ける領域。H形断面接合部のフランジに囲まれたウェブ部分で、柱と梁からのせん断力に抵抗する。柱座屈防止のため板厚を増大させ、あるいはスチフナーにより補強されることがある。
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