建築用語目次
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・ボイリング(052)
砂質土の根切りにおいて、上向きの水圧により水と混合して液体状になった砂が根切り底から吹き上げる現象。このように液状化した砂の状態をクイックサンドという。矢板の下部でクイックサンドが起きると上部からも土砂が運ばれてパイプ状の水みちができる。この現象をパイピングという。
・ホイールクレーン
タイヤ付きの車両で支えられた専用のフレームの上にクレーンを架装したものをいい、一つの運転室で走行とクレーン操作が行える。
タイヤを装備した下部走行体と箱型構造の油圧伸縮ジブを装備した上部旋回体からなるラフテレーンクレーンは、全体的に外形がコンパクトで設置スペースが小さくてすむ。また、負荷容量の大きい大型タイヤを使用し、駆動力も大きい。ホイールクレーンの一種類である。
・ポイント
各通り芯の交点や、レベルのベンチマークを指す。
・方形屋根(ほうぎょうやね)(083)
四柱造りのうち隅棟が一つの頂点に集まる屋根形態のことで、四阿(あずまや)とも言う。六角堂、八角堂、円堂なども方形と言うこともある。
・防湿層(ぼうしつそう)(187)
透湿抵抗がない繊維系断熱材の室内が側に設け、室内側からの透湿をできるだけ少なくするために設けられるもの。ポリエチレンシートなどが用いられる。
・防水工(ぼうすいこう)(229)
屋根の防水にはシート防水、塗膜防水、金属防水などがあるが、アスファル
ト防水が伝統的で信頼性の高い工法である。しかし、アスファルトを加熱する
危険作業であり、臭いもするため塩ビシート防水が増えてきた。シートの性能
や接着剤の進歩により防水機能の信頼性も上がってきている。
・方杖(ほうづえ)図(0113)
梁と柱の接合を固めるために、斜めに入れる部材のこと。角材を用いたり、平割で挟んだ挟み方杖もあるが、強度はあまり期待できない。特に挟み方杖で欠き込みもせずにボルトで締めただけではほとんど効果がない。
・奉献酒(ほうけんさけ)(0471)
祭壇(献酒案)にお供えするお酒のことであり、必ず化粧箱入りにし、箱は奉献紙(白紙)で包み水引きをかける。この際奉献紙、水引きなどは不揃いをなくすために施工者側で用意しておき、発注者側にはその旨を伝えておく。配置は、祭壇に向かい右側に発注者側のものを、左側に設計者、施工者のものを供える。
・防風防水透湿シート(ぼうふうぼうすいとうしつしーと)(0186)
繊維系断熱材の通気層側に張り、通気スリットから浸入した風、雨水などに
よる断熱材の水濡れ(含水)を防ぎ、室内側から透過してきた水蒸気を逃がす
目的で設けられた材料。
・防腐処理(ぼうふしょり)
シロアリ予防のため木材の表面や土壌に薬剤を塗布または散布して予防すること。有害化学物質の問題などから薬剤だけに頼るよりも定期点検により管理すべきである。
・補強筋(ほきょうきん)(0295)
各種スリーブや開口部に配筋され、構造体の強度を維持するために必須である。窓開口部の四隅に発生する斜めクラックを防ぐための補強筋や、仮設重量物を載せるスラブ補強筋などがある。
・補強プレート(ほきょう−)(0492)
設備の配管などで梁のウェブ中央部に貫通口を設けるときに添える鋼板でできた補強材。
・保護帽(ほごぼう)(0450)
主として頭頂部を飛来物または落下物から保律する目的のヘルメットで、帽体・着装体・あごひもおよぴこれらの付属品により構成されている。一方、墜落による危険を防止するための保護帽は、帽体・衝撃吸収ライナー・あごひもおよびこれちの付属品により構成されている。したがって、乗用車安全帽、バンプキャップなどは該当しない。保護帽は厚生労働大臣が定める構造規格を具備していなければ.譲渡、貸与、設置してはならないことになっている。電気用安全帽であって、物体の飛来または落下による危険をも防止するためのものについては、絶縁用保護具と保護帽のいずれにも該当するため、それぞれの構造規格を具備しなければならない。
・ボザール様式
・ホゾ
二つの部材を接合するために、片方には突起をつくり、もう片方には孔をつくり、その組合せによって接合すること。
柱をつなぐときに加工する仕口だが、ただ差し込まれているだけなので引抜けに弱く、それを強化するために込み栓(こみせん)や楔(くさび)などによって緊結させる。
・舗装工(道路屋)(ほそうこう)(0237)
建物外構の路盤整備、縁石据付け、アスファルト・コンクリート舗装などを行う。擁壁や池の構築、排水用ヒューム管の敷設なども行う。土工に似た仕事が多いが、測量技術が要求される。
・ポータル
portal
正面玄関。特に大きな建築物または記念的意味を持つ建物について、正面入り口の部分または正面入り口のあるファサードをいう。教会堂建築のポータルのように、しばしば彫刻で豊かに飾られる。
・ボックス(0302)
【鉄骨造】
箱形の部材のこと。角形鋼管(コラムともいう) や4面溶接組立て材などがある。
・ボード工(0234)
石膏ボードをはじめとするボード類を軽鉄下地や木軸下地に張る職人。天井は化粧板を張ることが多く、壁は石膏ボードに塗装またはクロスを張るのが普通である。
・ホモジニアスビニル床タイル(0369)
ビニル樹脂を主体とするバインダー(結合材)の合計が30%以上含まれ、充填材として微粒炭素カルシウム・クレーなどを使用したもの。充填材を含まないものをピュアビニル床タイルと呼ぶ。
・ポリエステル化粧合板(−けしょうごうはん)(0387)
ポリエステル樹脂を塗布し、これを硬化させることにより表面に皮膜を被せた合板。樹脂塗布オーバーレイ合板ともいう。
・ポリエチレンフォーム(0169)
独立発泡樹脂形のなかでは最も柔軟性が高いが、耐圧性、耐熱性、耐候性でおとる。柔軟性が高いので空隙充填、配管用カバーなどにも用いられる。
・ポリカーボネート樹脂板(−じゅしばん)(0388)
エステル型の熱可塑性プラスチック板。強度があり、透明性が高いため、ガラスの代わりに用いられることが多い、浴室のドアやトップライトなどに多用される。また、内部を中空にした、中空ポリカーボネート樹脂板もある。ポリカと略称で呼ばれることも多い。
・ボーリング
基礎の種類を決めるために、あらかじめ行う地盤調査のための掘削のこと。自分に直径65mm内外の孔をあけて、地盤のサンプルを採り、地層構成や、土の質、土の硬さ、地下水の水位などを調べる。
・ボルシン(ドリフトピン)(0339)
鳶職が鉄骨建方作業用に使う、先端ほど細くなつている鉄製のピン。ドリフトピンともいう。本締めボルト用には、円筒型の両先端が細いノックピンが使われる。
・本実(ほんざね)(0055)
板張りの際の接合方法で、板の両端の一方を凸形の突起(実)に加工し、他方を凹形の溝に加工して継ぎ合わせることを実矧ぎ(さねはぎ)または、本実矧ぎという。凸凹の歯形を持つ加工機が必要になる。フローリングなどの既製の板材にはこの接合が多い。また、両方を凹形に加工し、その溝に別に加工した雇い実(やといざね)をはめ込む接合方法もある。これは溝堀鉋程度でも簡単に加工できる。V形の凸凹の加工を施した矧ぎ合わせを矢筈矧ぎ(やはずはぎ)という。
・本実継ぎ(ほんざねつぎ)(0377)
フローリングや板壁など板ものの接合方法で、最も一般的に使われる。雄実側に隠し釘を打ち、決り側を取り付けることで、部材の上下方向の動きを止めることができる。
・本締め(ほんじめ)(0335)
高カボルトに標準ボルト張力を与えるために、縮めること。
・本締めボルト(ほんじめ−)(0333)
鉄骨を現場で組み立てる際、建入れ直し後に本格的にボルト締めを行うときに使用する。本ボルト[ほん−]ともいう。
・ポンピドーセンター
パリ(フランス)
国立現代芸術センター
・ポンプ打ち(−うち)(0272)
ポンプ車を使用したコンクリート打設方法。
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