建築用語 や
17.02.09
あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・矢板(やいた)
 sheet pile
 軟弱な地盤の掘削あるいは河川工事の際に、土砂崩れや水の侵入を防ぐ目的であらかじめ周囲に連続的に打ち込む板上の杭、木製・鋼製・鉄筋コンクリート製があり、鋼製の矢板は断面形状の種類が多い、最近では簡単な土止めに適する軽量鋼矢板も造られる。


・役物(やくもの)(018)
 通常の形ではなく特殊な形状の材料のこと。タイルでいえばコーナー部など、また瓦だと鬼瓦、隅瓦、谷瓦など。

・やっとこ
 雇い杭(やといぐい)のこと。杭が地盤に打ち込まれて潜ったとき打ち止まりまで別の杭を載せて規定深さまで打ち込む、仮の杭をいう。通常地表面下3mほどが限界で、あまり深く打ち込むと抜けなくなる。

・雇い実継ぎ(やといさねつぎ)(0377)
 决りを設けた両方の板の間に、雇い実はぜを差し込み、部材をはぎ合わせる方法。本実継ぎに比ベ1枚の板の有効幅を広く使うことができる。

・屋根工(屋根屋)(やねこう(やねや))(229)
屋根材の種類によって瓦葺き、金属板葺き、スレート葺きなどそれぞれの専 門職が従事する場合が多い。

・矢筈切り(やはずぎり)
 遣り方杭の頭の切り方。これは遣り方のための杭で、動かしてはいけない、という注意の標識である。

●山がくる(やま−)
 山留が側圧で崩壊したり、掘削の法面が崩れること。現場のおおきな災害につながることが多い。

・山どめ(やまどめ)
 土工事の掘削の際に、掘削した地盤が崩れないように矢板などで土を押さえること。主な部材の名称は以下のとおりである。親杭(おやぐい)、横矢板(よこやいた)、鋼矢板(こうやいた)、腹起し(はらおこし)、切梁(きりばり)、火打ち(ひうち)、棚杭(たなぐい)、裏込めコンクリート(うらごめ―)

・山留め工(やまどめこう)(212)
 山留め壁はH型鋼・シートパイル打ちなどと、地中連続壁の造成に大別される。連続壁は、特殊工法なので専門業者が材工共で工事する。H型鋼などを使用する打ちものは、専門の鳶工が行う。切梁架けは、鋼材のリース会社専属の鳶工(溶接・溶断も行うので鳶鍛冶[とびかじ]ともいう)が施工することが多くなった。

・山留工事(やまどめこうじ)
 sheathing work

・山留壁(やまどめへき)
 sheathing wall

・遣り方(やりかた)(001)
 根切りなど、基礎工事に先立ち、壁、柱の中心、高低などを表示する仮設装置で、必要な個所に打込まれた水杭(みずくい)に水平に水貫(みずぬき)を打ち付けたもの。水杭は遣り方杭(やりかたぐい)、見当杭(けんとうぐい)ともいう。打込み後、その頭は矢筈(やはず)またはいすかに切る。これは遣り方のための杭で打ったり、動かしてはいけないという注意標識とともに、形が変形していれば位置がずれたときにすぐに確認ができるためである。遣り方はその位置によって隅遣り方(すみやりかた)、平遣り方(ひらやりかた)と呼ばれる。間隔が離れるような場合は水糸にたるみができるので、それを防ぐためにたるみ遣り方(たるみやりかた)を設ける。遣り方は基準として動くことのないもの(布基礎や土間コンクリート)に基準墨を移してしまえば必要がなくなる。

・遣り方杭(やりかたぐい)
 建物の外部に打つ木杭のこと。水杭(みずぐい)、見当杭(けんとうぐい)ともいう。打込み後、その頭に通り芯の釘を打ち、周りに捨て杭(すてぐい)を打り込んで見印のためにビニル紐などで養生して囲う。

・やわら(0330)
 鉄骨などに直接ワイヤロープを掛けて吊る場合、ワイヤロープと鉄骨を保護するために使う布類の当てもの。


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