建築用語 とは〜とん 
17.02.17
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















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・土羽打ち(どはうち)(026)
 土羽は法面と同じ意味であり、土羽打ちとは斜面の柔らかい土を板で叩いて平らに固めることである。したがってこの言葉は盛り土のときに用いられることが多い。

・トピアリー


・鳶工(鳶、鳶職)(とびこう、とび、とびしょく)(211)
 足場や仮囲いなどの仮設物、揚重機の組立て解体、鉄骨建方を行う職人。以前は山留めや杭打ちなども行っていたが、最近はそれぞれ専門職となっていることが多い。鉄骨建方も、中小規模の現場では製造会社専属の鉄骨工(鍛冶工)が行う傾向がある。鳶工の職長には現場の推進役・まとめ役としてリーダーシップを取れる人がなる。

・トポス


・土間(どま)(093)
 元来、土のままの屋内の床、すなわち、板張り床を付けない床の名称であったが、その後は下駄履きで踏込める床の総称となり、床面の仕上げも叩き、瓦敷、石敷、洗出しなどから、モルタルやタイルなど各種の材料が使われるようになった。土間は民家や町屋など、長く庶民生活を支えた床であったので、現代的な空間手法がさまざまに模索され、立礼式(りつれいしき)の座敷など新しい空間形式の土間も、つくり出されている。

・ドミノ・システム
床スラブとそれを支える6本の柱からなる構造体で、鉄筋コンクリート造を用いれば、壁や窓は自由に付加したり削除したりできることを示した。

・留め張り(とめばり)(0379)
 角部におけるフローリングの張り方で双方の板に同じ角度をとって納める方法。継目は実加工を施さずにへぎ目を通すのに技術を要する。また、透いたときに目立ちやすい。

・ドライウォール工法(−こうほう)(0392)
 平滑に一面の大壁とする工法。石膏ボード仕上げとし、ボードの幅方向の両端にテーバーを付けた製品を利用し、セメントやジョイントテープを使って仕上げる。テーパージョイント工法ともいう。

・ドライジョイント(0343)
 シーリング材を使用せずにガスケットだけで構成された目地。隙間が生じるためオープンジョイントにしないと成り立ちにくい。これに対して、シーリング材を使用した目地をウェットジョイントと呼ぶことがあるが、普通は外部側にシーリング材を打った目地、フィルドジョイントのことを指す。

・ドラグライン
 drag line
 ショベル系掘削機の一。機械の設置地盤より低い所を掘る掘削機で、ブーム先端よりバケットを旋回による遠心力を利用して投げ、引き込むことにより掘削するもので、河や軟弱地盤のため掘削目的地に<近寄れない掘削半径が大きい場合などに適するが、掘削力ではドラッグジョベルに劣る。

・トラス(0633)
すべての節点が、ピン接合されたとみなす骨組構造。トラスの解析にあたっては、以下のような仮定がおかれる。
1.節点は完全にピンである。
2.荷重は原則として節点に作用する。
3.節点は材軸の交点にある。
これらより、トラスの各部材には軸方向力のみが働くこととなり、算定にあたっては、曲げ、せん断は考慮する必要がなくなる。


・トラッククレーン
 下部走行体であるトラッククレーン用キャリア(クレーン用台車ともいわれる)上に、クレーン装置(上部旋回体)を架装した移動式クレーンで、下部走行体および上部旋回体にそれぞれ走行体および上部旋回体にそれぞれ走行用およびクレーン作業用の運転席を装備したものをいう。
 一般道路から不整地まで、全地形を走行できる前後輪駆動、前後輪操行の可能な専用キャリアに油圧クレーンを搭載したオールテレーンクレーンは、トラッククレーンの高速走行性能(トラックと同じ速度で走行できる)と、ラフテレーンクレーンの狭所作業性、不整地走破性を兼ねた大型のものである。

・トラップ(とらっぷ)(067)
 trap
 一般には迷路あるいは罠を意味するが、衛生設備では排水とラップのことで、排水管内の下水の臭いやガス、衛生害虫が室内に侵入するのを防ぐための水封部を持つ装置。端に管部をS形やP形やU形などに曲げて水封を図ったもの、トラップや器具自体に水封装置を施したもの:椀トラップ・ベルトトラップ、油・ガソリンなどの汚染物質を発生させる流体に対する防護を考慮したもの:油トラップ・ガソリントラップなど種々のものがある。「防臭弁」ともいう。洗面台の下の排水パイプがS字形になっているものがそうです。

・トランシット(009)
 transit
 望遠鏡を用いて水平角や鉛直角の測定ができる測量機器。機器の設置基準点と水平面を基準にして、望遠鏡の視準線を目標にセットしてできる方向角と高度角とが目盛り盤で読み取れる仕組みになっている。セオドライトはトランシットと同じ機能だが、角度の読み取りが数字表示となっている。

・取合い(とりあい)(252)
 部材同士が接触しあう部分。また、その状態を指す。

・トルク(0490)
 回転軸に沿って回転させる偶力(ねじり力)。ナットに加わるトルクをT、ボルト軸をN、ボルト呼び径をdとすると、T=kdNと表される。このkをトルク係数という。また、高カボルトの導入軸力をトルク量によって確認する方法をトルクコントロール法という

・トルクレンチ(0340)
 高力ボルトの本締めを手締めで行う場合や、締付け力を検査するときに用いる道具。一般には手動式で締付け力が調整可能。

・トルシア形高カボルト(−がたこうりょく−)(0334)
 一定のトルク値(締付け値)が得られることによって、ボルト先端部分(ピンテール)が破断して、軸力が導入される機構の特殊な高カボルトで、現在の、主流である。

・トレミー管(−かん)
 杭築造にあたり、コンクリート打ち、水中コンクリート打ちに用いる直径15〜30cm以内の輸送管のこと。上部にはコンクリートを受けるホッパーが付き、管の先端には水が逆流しないような特殊な装置が付いている。管の先端が打ち込まれたコンクリートのなかに入った状態で使用される。

・トレン材(−ざい)
 間隙水の流出を促進する水路としての役割をもつ材料。

・トレンチシート
 小規模工事に使われる鋼矢板。重ねジョイントのためシートパイルのような止水性はない。道路の埋設管工事などによく使用されている。

・ドロップドパネル
 dropped panel
→柱頭板

・とんぽ(0287)
 梁下の根太を受ける大引。


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